お金を掛けずに地震に強い家にする方法
◆ 水平クリアランス
上部構造と当該建物の下部構造及び周囲の構造物その他の物件との水平距離が、
上部構造の部分毎に、それぞれ免震層の地震応答変位に次の表に揚げる当該部位の
周囲使用状況に応じた距離を加えた数値以上であること及び、免震層の風応答変位
以上であることを確認すること。
周囲の状況 距離(単位m)
(1) 通行の用途に供する場合 0.8
(2) (1)に揚げる場合以外の人の通行がある場合 0.2
(3) (1)及び(2)に揚げる場合以外の場合 0.1
免震構造の建物は見掛け上、最大35cmの幅で建物前後左右に動きます。
(実際は建物でなく、土地が動いているのですが)ですので、
建物の周りに障害物がりますと衝突してしまいます。また人が挟まれたり
すれば、致命的な事故になりかねません。
そこで、建物と境界塀等の間に空間を設ける事を規定しています。
(1)は玄関アプローチ・勝手口に通じる軒下路地等を80cm+35cm
(地震応答変位量)=115cmの空間を取る様規定されています。
(2)は通る可能性の有る部分。メンテナンス等でしか人が通らない部分に
ついては20cm+35cm=55cmの空間を開けなさいと規定されています。
(3)は実際上人が通らない空間で10cm+35cm=45cmの空間を空ける事が
義務付けされています。
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免震住宅・エコ住宅・耐震診断・リフォーム
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岡田一級建築士事務所 福味 健治
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