働き続ける高齢者が増加
人手不足が深刻な昨今、飲食店、コンビニ、宅配業者や建設現場などでも高齢者を見かけることが多くなっているのではないでしょうか。
高齢者の活用は、企業の労働力の確保の面だけでなく高齢者の生きがいにもなるでしょう。
ただし、最近では70歳、あるいはそれ以上の高齢者が現役で働くケースも多いようです。労災や過度の疲労のないよう工夫も必要です。
厚生労働省は9月に、平成30年度「高年齢雇用開発コンテスト」の入賞企業を公表しました。これは、高年齢者雇用の重要性について、国民や企業などの理解促進と、高年齢者に意欲と能力がある限り働き続けられる職場づくりに関するアイデアの普及を目的としています。
最優秀賞をとったのはホテル事業を営む企業です。本人の希望に応じて働くペースを変えるオーダーメイドの働き方や、階段に手すりを設けるといった環境改善に取り組んでいる点が評価されています。