平成２９年１月　雇用保険法の改正

　平成２９年１月１日より雇用保険法が改正されました。これまで雇用保険の適用除外であた６５歳以上の人にも雇用保険が適用されるようになります。
　これまでは、６５歳に達する前から引き続き雇用されている人だけが６５歳以降も雇用保険の被保険者となっており、６５歳以上で新たに雇用された人は雇用保険の適用除外となっていました。
　しかし、平成２９年１月１日からは、６５歳以上で新たに雇用された人も雇用保険の加入対象となります。
　これにともない、これまでの「高年齢継続被保険者」という名称は、６５歳以上の新規加入者を加え、「高年齢被保険者」に変わります。

※６５歳以上の方の保険料の徴収は、平成３１年度分（平成３２年３月３１日まで）は免除されます。

●必要な手続き
　Ａ、６５歳未満から雇用保険加入
　　　　　　→自動的に切り替わるため手続きは不要です。
　Ｂ、平成２９年１月１日より前に雇用
　　　　　　→平成２９年３月３１日までに加入手続きが必要です。
　　　　　　　 事業主や労働者の希望有無にかかわらず、要件に該当すれば加入手続きが必要です。
　Ｃ、平成２９年１月１日以降に新たに６５歳以上の人を雇用
　　　　　　→雇用した日（入社日）の翌月１０日までに加入手続きが必要です。