コラム一覧:売買契約
区分所有建物(分譲マンション) 敷地に対する権利と法律関係。
2017-04-16
専有部分との分離処分は原則禁止されています。 ●敷地利用権・区分所有建物(分譲マンション等)が存在している敷地に対しては、区分所有者が土地所有権の共有持分か、地上権、賃借権の準共有持分をも...
媒介契約 3つのタイプ。
2017-04-12
媒介契約の在り方。 ●媒介契約依頼者から不動産の売買、賃借等の相談を受けた宅地建物取引業者は、成約に向けて具体的に購入、賃借希望者に物件情報を斡旋(仲介)することになります。このような...
売買契約の危険負担とは。(個人間取引の注意点)
2017-04-11
債務者主義と債権者主義。 ①債務者主義とは (相手方の債務も消滅させる方法)・売買契約の後、地震で建物が倒壊した場合、債務者主義によれば売主の引渡債務が不能となったことにより相手方の(買主...
共有している土地建物の売買と増改築している建物の売買。
2017-04-03
具体的な内容と注意点。 ● 共有の土地建物の売買。(売買に関する注意点)・ひとつの土地や建物を数名で所有しているこがあります。このような状態を「共有」といいます。共有状態にある土地や...
中古マンションの売買(マンション全体の滞納修繕積立金、説明する必要はあるのか?)
2017-03-31
マンション全体の滞納修繕積立金。 ●媒介業者は、マンションの売買に際し、売主個人の滞納修繕積立金の額だけでなく、マンション全体の売買時における、滞納修繕積立金の額も説明する必要はあるのでしょ...
売買契約 売却権限と売却意思の確認。
2017-03-30
その物件を売却する権限と意思。 ●売買契約における売主は、その物件を売却する権限を有していることが必要です。権限のない人が売買契約をした場合、買主はその物件の所有権を取得できません。従って...
中古住宅 実査の目的は。
2017-03-19
実査の目的。 ●中古住宅の実査は、建物本体と設備があります。(建物について)①種類、構造、床面積・建物の特徴をあらわす場合、基本的なものとして、種類(用途)、構造、床面積をもって表示...
土地建物の売買 隣地所有者への境界確認は基本事項です。
2017-03-18
境界の調査 隣地所有者への確認。 ●第○条(境界の明示)「売主は、買主に本物件引渡しのときまでに、隣地との境界を現地において明示する。」境界について、売主の話のみを信じてしまい、隣地所有...
手付金の立替え、後払い、分割払い、は禁止される行為です。
2017-02-28
信用の供与による契約の誘引行為とみなされる行為。 (事例)宅地建物取引業者Aは、分譲地の現地売出の広告を行い、広告を見て来場したBさんに対し、熱心に購入をすすめた。Bさんは「お金も用意...
瑕疵担保責任の免除特約 すべてが免責されるわけではありません。
2017-02-09
瑕疵担保責任の全部免除特約。 ●売主の瑕疵担保責任とは。・売買契約の目的物に、隠れた物理的・心理的欠陥や法律的欠陥等があった場合、売主に故意・過失がなくても、買主は損害賠償請求や契約解除を...
売買契約締結の当日 契約書の扱いは?
2017-01-30
売買契約の締結。 ① 契約条項の確認と読み合わせ。・宅地建物取引業者は、売主及び買主に対し、売買契約書の内容を条項ごとに確認しながら、読み合わせを行ないます。その際には、売主、買主が、売...
既存の不適格建築物の媒介。この場合の重要事項の説明は?
2017-01-23
既存不適格建築物の媒介。 事例 既存の不適格建築物の媒介におけるトラブル。●買主の言い分。10年前に宅地建物取引業者の媒介により、建物の床面積150㎡の、中古一戸建を購入した買主が、同...
違反建築物の仲介。
2017-01-19
連棟式長屋での建築確認を取得していたケース。 Q 10年前に宅地建物取引業者の仲介で売主業者から中古一戸建住宅を購入した買主が、建物の建替えを行なおうとしたところ、新築当時この建物は連棟式の...
売買契約 代理人と称する人によって行われる場合の注意点。
2017-01-05
表見代理。 ●表見代理。無権代理のうち、代理権のない者と本人との間に特殊の関係があるために、その者を本当の代理人と誤信して取引した相手方を保護するため、その代理行為を代理権のある行為として扱...
売買契約 ローン特約を悪用した契約の解除。
2016-11-24
ローン特約。 ●ローン特約を悪用した契約の解除を、業界用語で「ローン壊し」といいます。一般的に、買主が融資を受ける場合には、ローン(融資)特約付きの契約となります。この特約は、ローンが承...
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