赤ちゃんの足舐めは、運動上手な子どもになるための基本
■ 気づいたときにはしているはずが・・
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生まれたての頃よりもできることが少しずつ増えてくると、日々の小さな変化が楽しみになります。
「笑った~」
「こんなことをするのを初めて見た」
「なかなかできなかったことができるようになった」
初めはおもちゃを見ることすらしなかったのが、次第に目で追うようになります。
また、そのおもちゃを持たせてもすぐに落としてしまっていたのが、しばらく持っていられる
ようになります。
数カ月もすると、いつの間にかうつ伏せになっていて、ビックリすることが起こります。
そろそろ寝返るかもという様子は見えていたけれど、実際にうつ伏せになっていると驚きますね。
「いつの間に?!」
「どうやって??」
「見たいな~~」
■ 寝返りをしてみたら・・
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しかし、そろそろ寝返りをしてもいいくらいの月齢になっても寝返りをしそうな気配すらない場合、
どうしたものかと心配になることもあります。
月齢ごとの健康診査や身体の発育状況が順調であれば、寝返りに限らず、段階を踏んでいきます。
赤ちゃんは自ら動くことで次の段階の準備をし、その準備が整えば今までできなかったことが
できるようになります。
つまり、何かができるためにはその前の段階で準備ができていることが必要です。
では、寝返りができるためにはどのような準備が整っていることが必要でしょうか。
まず、「寝返りができる環境」があるかどうかです。
寝返りをするためには、どのくらいのスペースが必要でしょうか。
あなたが床に仰向けに寝ているとして考えてみましょう。
右へ寝返る、また仰向けに戻る、左へ寝返る、また仰向けに戻るという動きをした場合、
周りの物にぶつからないためには最低でもどのくらい必要ですか。
和室であれば二畳くらいでしょうか。
■ 寝返りができない「環境」
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赤ちゃんは身体が小さいので大人ほどは要りませんが、もしも全く寝返りができないような
スペースに寝ているとしたらどうでしょうか。
右に寝返ろうにも壁のような、柵のような何かがある、左に寝返ろうにも右同様に
壁や柵のようなものがあると、寝返るどころか身動きすらできませんね。
また、抱っこをしていないとぐずる、布団などに下ろすとすぐに泣きだすなどで、
日中はほとんど抱っこで過ごしている場合も寝返りができる環境ではありませんね。
抱っこが心地よくて寝返りをしようという気持ちすら湧かないかもしれません。
なかなか寝返りをしないと心配する場合、生まれてから今までの数か月間を振り返ってみましょう。
赤ちゃんが昼に過ごしている場所はいつでも寝返りができる環境ですか。
「環境」以外の要因もありますし、早すぎる寝返りも気になることもあります。
気になることは早めに対処しましょう。
★ 赤ちゃんの発達についての相談をお受けしています。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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