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コラム
赤ちゃんの動きの癖、見えていても気づかないのはなぜ?
2017年5月30日
■ 赤ちゃんを毎日見ていても見えていない
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赤ちゃん連れの方を見かけると、つい赤ちゃんのかわいらしさに目を奪われてしまいます。
と同時に、赤ちゃんのからだの状態、例えば抱かれている姿勢やからだの動きが目に付きます。
また、抱いている方、お母さんやお父さんの抱き方や、その方の姿勢も気になってしまいます。
いずれにしても年齢は関係なく、普段の姿勢や動き方には多少の個人差はあるとしても
本来の状態から逸脱している様子に気づかないまま日々を過ごしている方が多いようです。
赤ちゃんは自分自身で姿勢が悪いとか、この動き方は良くないなどということは分かりません。
大人が気づいてあげるしかありませんが、自分の姿勢や動き方の癖など自分自身のことでさえ
気づいていないようですので、赤ちゃんのことまでは分からないようです。
■ 知らないことは怖いこと
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ただ、見方を知れば今まで目に映っていたことが全く違うこととして見えるようになるので、
今までなぜ分からなかったのかと悔やまれることもあるようです。
気にならなければ目に映るだけでそれ以上観察してみようという気持ちにはなりません。
赤ちゃんの動きが「これはどうなんだろう?」という疑問や、「何か違う」という違和感を
感じなければ、普段のことなので慣れてしまうのかもしれません。
例えば、足を持って舐めない赤ちゃん。
寝返りができて、うつ伏せで遊んだり、すでにハイハイやつかまり立ちをしていたりするけれど、
「足を持って舐めましたか?」と尋ねると「見たことがない」「していない」という返答。
「えっ!?赤ちゃんって足を持って舐めるんですか?」と驚く方もいます。
「知らないって怖いな~」と感じることがしばしば。
赤ちゃんが自分で足を持つ様子を見たことがなかったり、その足を口に入れて舐めることも
見たことがなければ、知らないのは当然でしょう。
何も不思議に思いません。
■ 「反り返り」は見るポイントのひとつ
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しかし、このような赤ちゃんに多く見られるのは寝返りをする前、つまり仰向けに寝かせて
いるときから気づくポイントがあります。
それは「反り返り」です。
そして抱っこをしているときにも「反り返るな~」と感じています。
赤ちゃんの動きが進んでいく前に気づくことで、姿勢やからだの使い方の間違いを
早めに良い方向に導くことができるのです。
見るポイントはまだまだあります。
知れば「なるほど~」と思います。
知らないままというのは「怖い・恐ろしいこと」なのですが、知らずに過ぎて
しまっているのが現状です。
気づくための知識・知恵を学んで赤ちゃんの健やかな成長を促しましょう。
★ 赤ちゃんの発達についての相談をお受けしています。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
http://cosmos-c-c.jimdo.com/studio-grace-mam/
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