赤ちゃんが自分の手を舐めるためには努力が必要
■ 赤ちゃんの笑顔はお母さんを癒す
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赤ちゃんがニコッとかわいい笑顔を見せてくれると、その愛らしさに心を奪われてしまいます。
顔を見て泣かれるよりもニコッと笑ってくれると嬉しいです。
話しかけるだけで笑顔を見せてくれたり、何かをしたらそれに応えるようにニコッと
笑ってくれることもあります。
24時間、年中無休で赤ちゃんと過ごしている新米ママにとっては、赤ちゃんの笑顔は
癒し効果抜群です。
さっきまでグズっていた赤ちゃんがほんの小さなことでニコッと笑ってくれると、
お母さんのイライラした気分もスッキリします。
「こんなことでグズグズが収まるなら、もっとやってあげよう!」
「これをしてあげれば赤ちゃんは嬉しいのね」
「赤ちゃんの笑顔をたくさん見たいな~」
■ そのうち癒しだけではない効果を求める
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またまた同じことをしてあげると、赤ちゃんは喜んでニコニコ。
機嫌がよく、しばらくひとりで遊ぶようなら、お母さんはその間に家事ができます。
赤ちゃんもお母さんも笑顔になるとお互いの時間が有意義に過ごせます。
赤ちゃんが喜ぶことが見つかればお母さんも嬉しいし、家事がはかどる。
そのうち、「楽ができる」ことも分かり、さらに赤ちゃんが喜ぶことをする機会も増えてきます。
当初は「〇〇をすれば、赤ちゃんが笑顔になる」「赤ちゃんの笑顔が見たい」だったのが、
段々と自分の都合のいいように「楽ができる」という風に考えるようになっているかも。
赤ちゃんのためにというよりも、自分のためにしているとは思っていないのですが、
自分がしている無意識の行動を一度考えてみる必要はあると思います。
また、赤ちゃんにしていることが必ずしも赤ちゃんにとって好影響なことばかりではない
可能性があることも、お母さんは気づいていません。
「赤ちゃんが喜ぶこと=したほうがいいこと、あるいは、してもいいこと」と思いがちですが、
赤ちゃんの発達にとっては悪影響を及ぼすこともあります。
■ 赤ちゃんが喜ぶこと、判断の基準は・・
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例えば、ハサミを赤ちゃんが手にして舐めようとしたら?
その場面を見たら、とっさに取り上げるでしょう。
危険だからです。
では、ポケットティッシュを歯が生えている赤ちゃんが口に入れていたら?
お母さんの反応は様々でしょう。
そのまま舐めさせているお母さんもいますが、歯が生えているということはビニール部分を
喰いちぎる可能性もあるわけです。
そうなるとそのまま飲み込みます。
そこまでを予測できているお母さんはハサミ同様に赤ちゃんの手から取り戻すでしょう。
赤ちゃんが笑顔で喜んでいるからといって、必ずしもさせていいことではない場合があると
いうことを状況から判断しなければなりません。
最近多いのは、お母さんの関わり方によって赤ちゃんの『発達に影響』を及ぼしている行為が
よく見られるようになりました。
それらも「赤ちゃんが喜ぶから」「楽ができるから」という理由で行われています。
赤ちゃんの発達を知って、何をしたらいいのか、何をしてはいけないのかを判断しましょう。