赤ちゃんの動きの癖、見えていても気づかないのはなぜ?
■ 子どもの声は大きい?
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「子どもの声がうるさい!」ことが大きな問題になる昨今。
「子どもの声は騒音」とまで言われるようになり、子育て中の方には肩身の狭い思いをする
世の中になってきています。
確かに、子どもは遊びながら大きな声を出すことがありますし、泣き声はしばらく続きます。
ひとりだけでもかなり大きな声ですが、数人が集まって遊んでいれば、周りの人は互いの
話し声が聞こえないくらいの音量になっています。
とっさに「うるさい!」「静かにしなさい!」と言ってしまう気持ちは理解できます。
子どもはわざとしているのではなく、遊びの中で自然に大きな声が出てしまうことは、
大人は理解しているはずです。
大人になる前は誰もが子どもでしたし、自分が子どもの頃には大きな声を出して
遊んでいた記憶はあるでしょう。
■ 子どもの遊ぶ様子をどう見ている?
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今、自分が子どもに言っている「うるさい!」「静かにしなさい!」は、
かつては言われる立場だったでしょう。
子どもの時には分からなかったことも、逆の立場に立てば理解できるようになります。
しかし、子どもに頭ごなしに声を荒らげて怒ってしまうのも大人げないこと。
自分のいら立ちをぶつけているのか、それとも子どものために言っているのか。
子どもの成長のための行為なのか、その状況でしたほうが良いと思われることは何なのかを
予め考えてみることはできるでしょう。
子どもが思いっきりからだを動かし、大声をあげて遊べる場所であれば、子どもたちの
様子を微笑ましく見守る大人も多くいるでしょう。
公園の遊具でワーワーキャーキャーと叫びながら遊ぶ子どもたちの笑顔は、見ているだけで
楽しくなります。
自分がその子どもになった気分で、見ているだけですが一緒に遊んでいる気分になり、
子どもの頃に戻ったように楽しむことができます。
■ 子どもの遊びは「人間教育」
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大人になると子ども心をどこかに置いてしまうのかもしれませんね。
自分が子どもの頃に遊んで楽しかったことと、目の前の子どもの気持ちを重ねてみると
子どもが大きな声を出して遊ぶ気持ちに共感できるかもしれません。
昔のように家の近所に広い原っぱがあって、どんなに大声を出しても騒音には
感じられなかった環境は、今の時代にはなくなりました。
私たちが社会の一員として生活できているのは、子どもの頃にしっかりと遊べたからです。
大きな制限もなく、自分たちであそびを作り、ルールを作り、仲間とともに社会性を育んだから。
子どもたちのあそびの場所・空間、時間、仲間・友達、方法、物などを奪ったり制限をすることは
これからの社会を形成するための「人間教育」を阻むことになります。
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