赤ちゃんが自分の手を舐めるためには努力が必要
■ 赤ちゃんが周りを認知するために
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生まれてから首がすわるまでの赤ちゃんは、視線を左右に動かしたり、顔を左右に向けて
徐々に周りを見る力をつけていきます。
また、音にも反応し、聴こえる音域も広がってくると、顔を向けようとして首の動きも
より大きくなっていきます。
すぐ近くにお母さんの顔が見えなくても、少し離れたところから何か音がしていると、
そちらに顔を向けようとします。
また、明るい・暗いもわかるので、明るい方に顔を向けることも多くなります。
自分で自由に姿勢を変換することができるまでの赤ちゃんにとっては、
聞き慣れたお母さんの声や生活の音がする方向、外から入ってくる光や明るい方向に、
自分で首を動かし、周りを認知する働きを高めていきます。
■ 赤ちゃんを寝かせる場所
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この頃に赤ちゃんを寝かしている場所が、いつも左右のいずれか一方向にばかり
向くような状況にあれば、首の動きも偏ってきます。
もし、赤ちゃんの頭の上の方向にお母さんがいる時間が多かったり、
その場所から声をかけることが多いと、赤ちゃんはどんな動きをするでしょうか。
左右では見えないので、頭の上の方を見るために顎を上げて、のけぞったような動きをします。
顔を正面に向けたままで頭の上の方を見ようとすれば、後頭部よりも頭頂部を
床に押し付けるような動きになり、顎は胸から大きく離れ、首の後ろは反り返っているでしょう。
首からつながっている背中も反り返り、床との隙間が見えるかもしれません。
顔を横に向けたまま頭の上の方を見ようとすれば、やはり顎が上がり、胸から離れ、
からだを横に向けようとしながら反り返りを強めていきます。
この時に顔の向きと反対の足で床を押すことで、さらに反り返りを強めて、もっと頭の上を
見ようとするかもしれません。
■ 赤ちゃんを触ってみると分かること
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このように頭の方向に顔を向けるには、顎を上げ、首を後ろに倒し、背中を反らし、
腰も反らし、脚を伸ばして突っ張るような動きにつながっていきます。
赤ちゃんを横や上から見るとからだ全体がアーチ状になっているのが分かります。
このような動きは、からだの前側よりも後ろ側の筋肉を使って、どんどん強化していきます。
からだの前側の筋肉は寝返りをするためにはとても重要です。
それらをあまり使わないばかりか、反対側の筋肉に必要以上に力を入れ過ぎたり、
使い過ぎたりすると背中や腰の筋肉は硬くなります。
赤ちゃんの首の後ろ、背中、腰を触ってみると、力を入れていないにもかかわらず、
硬くなっていることが多いです。
硬い筋肉を緩めて、正しい動きができるように促してあげましょう。
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