からだの使い方が分からない子ども@親子で姿勢改善アクティブ・コンディショニング教室
お子さんは赤ちゃんの頃、どのようなからだの使い方をしてきましたか。
子どもの頃、小学校の運動会は秋の大イベントでした。
最近は春に行なう小学校も増えてきています。
新年度が始まって、練習時間が少ない中でも、子ども達は頑張っているようです。
数ある運動会の種目の中でも、かけっこやリレーなどの走る種目は
子どもの「1番になりたい!」という気持ちが表れますね。
「用意!」の声が掛かると、気持ちの高ぶりは最高潮に。
「スタート!」の合図の前に飛び出してしまうくらい。
運動場を半周または1周するコースは、必ずカーブしています。
遠心力で外側に引っ張られるところを隙を作らず、後ろからの追い上げをかわします。
抜かれそうになりながら何とか抑え、順位を保ち、最後の直線でラストスパート。
「走る」という動作は、「歩く」の延長にあります。
簡単にできることと思いますが、実はとても精巧なからだの使い方の上に
成り立っている動作なのです。
あなたは50m先の目標に向かって、直線で真っすぐ歩くことはできますか。
「???」
「なんでそんな質問をするの?」
そう思われるでしょうね。
ほとんどの方は、真っすぐ歩けるし、当たり前でしょ!と答えるでしょう。
しかし、現在では50mでさえ真っすぐ走れない子どもも増えてきています。
50m走は直線で走ります。
運動場を半周するようなカーブはありません。
なのに、ゴールに向かうにつれてどんどん斜めになっていくそうです。
大人から見ると、「なんで斜めに走るの???」と理解できないようです。
また、「走る」だけではなく「歩く」でもこのようなことは起こっています。
斜めに歩く、ふらふら歩く、物にぶつかるなど、からだが安定していない様子が
多く見られるようになっています。
なぜ、斜めに歩いたり走ったりするのでしょうか。
その答えは、「からだの軸」。
私たちは目には見えませんが、からだを貫く「軸」があります。
「中心」とか「体軸」とか「正中軸」などどいわれます。
立位で感じるとよくわかるのですが、左右の足の裏を意識してみると、
「左右均等」に体重が乗っているのか、「左右差」があるのか、です。
例えば、右に強く乗っていると感じる場合、そのまま歩くと
右へは荷重しやすいかもしれませんね。
では走るとどうでしょうか。
右へ荷重しやすいまま進んでいくので、もしかしたら少しずつ右へ右へと
斜めに走ることになるかもしれません。
先ほどの斜めに「歩く」「走る」子ども達は、このからだの「軸」が
偏ったままで動いているのです。
私たちのからだの「軸」ができるのは赤ちゃんのころ。
寝返りをする前です。
首が据わった頃にでき上がります。
その後のからだの使い方によって、できあがった「軸」が偏っています。
歩き始めてからではなく、赤ちゃんの頃のからだの使い方が
大きく関わっている例が最近では増えているようです。
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