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笠中晴司
弁護士
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笠中晴司(弁護士)
丹波橋法律事務所
予見可能性の説明の後は,回避義務につき,説明します。予見可能性のところで,「交通事故では(特に加害運転者の場合),予見可能性よりも予見義務が重視されているのでは」という指摘をしましたが...
昨日のコラムで,損害賠償義務の判断のうえで,「注意義務違反(≒過失)」があると判断されるのは,「予見可能性」があったうえで,「回避義務」があったと判断される場合に限定されると説明しました。では,...
東日本大震災時の大川小学校での不幸な出来事に対し,第一審の判決が出ました。裁判の中身については,新聞報道以上の情報はありませんので,コメントを差し控えます。ただ,新聞に載っていた「注意義務違...
自賠責の後遺障害認定に不満がある場合の具体的手続きを説明します。1 自賠責保険に対し,異議申立てを行う。 一度自賠責保険で出た認定に対しては,自賠責保険に対し,再考を促す異議の手続きをと...
交通事故における後遺障害の認定については,何回か書きましたが,もう少し詳しく書きます。交通事故でケガをし,後遺症(後遺症と後遺障害の違いについては,別コラムを参照ください)が残った。この場...
前回までのシリーズ(1)~(3)では,過失割合について,概観してみました。そして,1例として,下記の例を挙げました。(事例1) 別冊判例タイムズ№38の104図 当事者 四輪対...
交通事故の損害賠償において,とても大切な「過失割合」。では,どのようにして決まるのでしょうか。簡単にいうと,過去の判例からまとめられた,事故類型ごとの過失割合を決めた本(別冊判例タイムズ№3...
今回は,過失割合に関して,よく使われる言葉「もちわかれ(自損自弁)」につき,説明します。この言葉に関して,よく誤解されるのは,「過失が5:5だから,『もちわかれ(自損自弁)』となる」ということです...
交通事故でよく問題になるのが,双方の過失の割合です。「7:3」とか「5:5」とか「10:0」とかいうものです。 でも,その過失割合をなぜ決定する必要があるのか,そして,その意味を正確に理...
「セカンドオピニオン」文字通りに訳すれば,「第2の意見」です。転じて,医療行為につき,「より良い治療法を見出すために,主治医以外の医者からも聞く意見」(広辞苑)という意味で使われることが多...
これまで何回か述べていますが,交通事故の被害者になった時,後遺障害を認定してもらえるかどうかで,その賠償額は大きく異なってきます。後遺障害の認定をしてもらうのには,「症状固定」した後に「自賠責...
私のコラムで何度も出ています「後遺障害診断書」。正式には,「自動車賠償責任保険後遺障害診断書」と言います。ただ,言葉だけではなかなかイメージと思いますので,今回は,用紙の現物を次のとおり添...
交通事故に遭い,怪我をした。 ↓事故前にはなかった痛み(首や腰等)が半年以上経過しても続いている。 ↓これは,事故による「後遺症」だ。不幸にも,交通事故でお怪我をされた経験がある方...
交通事故の事件で,よく被害者の方から言われることがあります。「私は被害者なのに,何故,こんなに頑張らないと賠償が受けられないのか。交通事故でこんなに痛い思いをしているのに,さらにこんなに苦労し...
3 「症状固定」に関するよくある誤解(1)「症状固定」をした後は,治療をしてはいけない? (違います)損害賠償関係の解決のため「症状固定」をある時期に決した後でも,治療を継続するのは,被害...
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