深く狭く絞り込んではじめて観えるもの
前回の「「強み」掘り起こしワーク」で自分の強みが解ると、次は「ポジショニング」です。ポジショニングは、マーケティング系のセミナーなどでよく聞く用語ですが、知っているが理解してない方も多いのではないでしょうか。
その前にポジショニングとは、あなたの商品やサービスを、競合する中で差別化し、あなたのお客様(ターゲット)になる人に、どのように発信し、どんな価値観を感じてもらうかということ。
マーケティングの中で最初に行なう重要部分がポジショニングで、これを間違うとどんなに素晴らしい商品でも売れません。
ポジショニングを考える際には、あなたの強みや専門性が、市場の中でどのような位置づけて、どんなニーズを満たしているのかをリサーチし、あなたのお客様になる人を絞り込みます。
商品やサービスは、「うちの商品は○○ではナンバーワンです」「うちの商品は○○と比べてここが違います」という○○の部分で差別化しています。
例えば、マクドナルドは低下価格、モスバーガーは素材の品質と高級感で競合と差別化していますが、マクドナルドは、これからの時代は低下価格だけでは先細りになると読み、15年先を見越して高齢者層にターゲットを絞っているようです。
このように時代やニーズによってターゲットやポジショニングが変わります。だからこそ最初の段階では、オンリーワンになるためには、時間をかけてリサーチしトコトン絞り込んで下さいね。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
この機会に学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
【小さな実践】
あなたの商品(サービス)は「どこで」、「誰に」、「どのように」提供するかをノートに書き出してみる