潜在意識の扉を開く
前回の自分に合わせてカスタマイズしない学びは使えないの「抽象化」ついて、もう少し具体的にお伝えします。
抽象化に対して具体化のスキルがありますが、前回の流れで「抽象化」についてお話します。抽象化するスキルは、全体を俯瞰することができるのでアイデアを生み出す時にも使えます。
抽象化ワーク
これから、抽象化をするトレーニング法をお伝えしたいと思います。抽象化のスキルは、自分で行動する前に必要なステップのひとつ考えて下さい。
例えば、トヨタ・ホンダ・日産・ベンツ・BMWなど、これらに共通する言葉はなんでしょう? そう、正解は「車」か「車メーカー」ですよね。
「車」という言葉で、何をイメージするかは人それぞれです。赤いスポーツカー、黒塗りのハイヤー、パトカー、消防車など、このように複数の解釈が多く出てくるものは抽象度が高いといえます。
抽象化でアイデアを生み出せるのは、複数の物事にまたがる本質を見つけ出し、そこから別の具体例へと展開させることができるからです。
抽象化のトレーニング方法は、下記のようにまったく関係のない2つの事柄を取り出して、その共通点を見つけます。
「オフィス」と「ティッシュペーパー」の共通点
・風邪の流行
・インテリアやパッケージの「デザイン」が色々
・あると便利
「人生」と「ジョギング」の共通点
・様々なルート
・アップダウン
・楽しさと苦しみ
・時間と速度
「歴史」と「スイーツ」の共通点
・地域性
・女性
・職人
共通点を探す時のコツは、どちらか一方の特徴をまずは抽象的に考え、もう一方に当てはまるかどうか考えてみると引き出しやすくなります。
この抽象化を応用して、新たに学んだことのメリットや特徴をできだけ書き出します。次に自分が望んでいるものを全て書き出し、双方の共通点を見つけ出して下さい。
共通点が見つかれば、どのように組み合わせてカスタマイズすれば、自分の思っているものに応用できるか観えてくるはずです。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
ありがちなことですが、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「子どもに「あれはダメ!これはダメ!」というのは親の概念の押し付け」
子どもの応用力は親しだいで自然に身につく
【小さな実践】
新たな学びがイメージと違うのが当たり前と捉え、どれだけ自分が望んでいるイメージにカスタマイズすることで、その学びを活かすことができる