ステンドグラス教室を閉講します
「自己肯定感と自主性を高める方法①」の続きで、子どもの自己肯定感と自主性を高めるために行なうことをお伝えしています。
今回、お伝えしていることは、すぐに効果が出るという対処法ではなく、最初は上手くいかなくても良いのでトライ・アンド・エラーを繰り返しながら習慣にして下さいね。
では次の子どもの自己肯定感と自主性を高める方法は
子どもを信じる
親は子どもを心配するのは当たり前ですが、ぐっとこらえてよけいな心配をしないこと。まずは子どもの課題と親の課題を分離してみましょう。
「ちゃんと勉強しなさい!あなたのために言っているのよ」この親子の会話を分離すると、「勉強するのは子どもの課題」ですが、「勉強しなさい」と叱るのは親の課題ではなく、「子どもを信じて見守る」のが親の課題です。
子どもを信じてそっと見守り、どうしてもという時だけ勇気づけしてあげるのが課題の分離です。子どもがひとりでできれば自信もつくし、次に繋がるのでやる気が出て自主性も生まれます。
それに失敗したとしても、可能性を親が信じてくれていると自分にも親にも結果に正直になれるはずです。
損得で説得
坂本龍馬が「人は論で人は動かぬ、利で動く」と言ったそうです。実は子供も損得で行動するところがあります。
子どもの頃に、お袋から、「あんた汗臭いと女の子から嫌われるで」とよく言われたものです。私はカラスの行水でしたから、これを言われた時には子どもながらに説得力があるなぁと思っていました。
子どもには「ちゃんとお風呂で洗いなさい!」と言うより「不潔にしてると女の子にモテないよ」と言われた方が、言うことを聞きます。
「悪口はダメ!」→「悪口を言う人はカッコ悪いよね」
「遅刻しちゃダメ!」→「遅刻ばかりしていると信用されなくなるよ」
損得感情(損得勘定)は脳が刺激されるのでやる気が出ます。但し、損得感情は子どもが幼い時には使えますが、成長してくると損得感情は諸刃の剣です。過ぎると損得でしか行動できない人間になるので要注意です。
損得感情を使うのは、駄々をこねる男の子に効果的かも(^o^)
続きは次回の③で
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「他人の評価なんぞクソくらえ」
自己評価と自己肯定感の関係
「突発的な事故で無意識的に行動できること」◇
男性の目的脳と女性の共感脳ではどちらが行動的か
◇「他人の目を気にするのは他人の人生を歩くのと同じ」
ドライバーとはどんな人? ゲシュタルト療法と課題の分離
【小さな実践】
日常の中で子どもの課題と親の課題を分離して掘り下げてみるでは次の子どもの自己肯定感と自主性を高める方法は