認知症介護は自から他へ
「遠距離認知症介護者の日記」のテーマの記事は、お袋が認知症になった初期の頃を記録として残すためにアップしています。
ここから2014年2月28日の話
ついにお袋に電話で怒鳴ってしまった・・ ・
お袋の言葉も酷かったが、本当は別なことに反応した。私が小学生低学年の頃に受けたお袋の軽い暴力。今のDVまでいかないが、女手ひとつで子育てをするヒステリックな母親の唯一の捌け口が私だったのだろう。
つい最近まで私自身も解らなかったが、パートナーからコーチングを受けて気付いたこと。その時はお袋の軽い暴力のトラウマの根底に「恐怖」があるところまで深く感じていなかった。
お袋の怒りの後の優しさだけが幼い私の記憶に残り、優しいお袋として、脳にインプットされていた。
お袋に怒鳴ったのは、認知症になったお袋の怒りと幼い頃の恐怖を感じていた、お袋の罵倒する口調が、私のトラウマのトリガーになってしまった。 怒りは恐怖に対する防衛反応だったのだろう。
電話を切った後も手の震えが止まらなかった・・
携帯電話の電源を切りたい・・
いつまで、こんなことが続くのだろうか・・
ブログを書いていることで、かろうじて自分を維持できている。 なぁ神よ、これは本当に私が乗り越えることが可能な試練なのか・・ 可能なら、どんな方法でこれを乗り越えればいい 私はどんなに険しくても、先が見えれば進めるから
【小さな実践】
真っ暗な長いトンネルに居るようで先が見えない不安 この不安を取り除くことはできない、すべて受け入れるのみ