コラムは読んでほしい人に届いてる?
「成功」とは?
我々の先輩たちが、試行錯誤して作ったネットビジネスのスキルやフォーマットを、ネット環境があれば無料で自由で使い放題です。うまくいけば若くても短期間で、同じ年齢の会社員の何倍も収入を得ることができます。
これを成功者と言う人もいます。
私は建築業界に何十年も関わってきました。建築業界は昔からどんぶり勘定と言われ、お客様からみると見積もり内容が不透明です。しかし、元々建築は扱う商品が高額なだけに信頼関係で成り立つ業界。
そんな建築業界も、昔のようにどんぶり勘定をやっているところは、新規のお客様には信頼関係を築けません。
代々からの信頼関係で成り立っていた時代は終わり、数千万円という高額な建物でさえ、ネットで情報発進をし、価格をガラス張りにして新規顧客を獲得しています。それだけ世の中のスピードが変わったのでしょう。
耕した土壌
先人が耕してきた土地に種を蒔けば誰でも確実に収穫できます。しかし、いつまでも種だけ蒔いて耕すことを忘れた土地は、やがて草木も育たなくなり荒野と化すでしょう。
今はとても独立起業がやりやすく、先人の教えを素直に聞いて愚直に実践すれば、老若男女を問わず稼げる時代。これが悪いと言っているのではありません。
しかし、皆が時流を追いかけ過ぎて、商いの基本である土地を耕す作業、つまりコツコツと信頼関係を築くことがお座なりになってきているような気がします。
個々に「信頼」という土壌がないと、種を蒔いたところで何も育たちません。スピードの時代だからこそ、じっくりと築き上げる「信頼」を大切にしたいものですね。
【小さな実践】
自分に「信頼」という耕した土壌がありますか?