専門性はやりたくないことから
自分が本当にやりたいのか分からず、気持ちがフワフワしている頃、とりあえず興味があるインテリアデザインの仕事に関わろうと事務所を立ち上げました。
最悪なプレゼン
プレゼンで、お客様の会社に訪問する際、突然、おっくうになったのです。約束しているのでドタキャンするわけにもいかず、強烈なネガティブ感でお客様と会うことになりました。
そんな気持ちなのでプレゼンどころかお客様の話を聴くばかりで、いったい何をしにきたのか・・・と思っているとお客様の方から契約の話になりました。
そのお客様と契約が決まり結果オーライでしたが、嬉しいというより、わけがわからない徒労感だけが残りました。
結局、仕事を受けたのにモチベーションは下がりっぱなし。それどころか本当にこの仕事をやっていけるのかと不安になりました。
ワクワク感がない! 楽しくない! 何だかつまらない! 感情が動かない!
この仕事が本当にやりたいことなのか・・・ 何だか正解が何か分からなくなってどんどん落ち込むばかり。多分、本当に情熱をかけられる仕事じゃなかったんですね。
やりたいことの裏側
一旦、走り出してしまうと、ゆっくり止まって考える余裕がありません。何となく興味があって自分に向いていると思っていても、その中には、潜在的にやりたくないことが同居していることがあります。
冒頭の出来事、突然、モチベーションが下がったのは、自分に向いていると思っていた仕事の裏側に、私のやりたくない要素があったのでしょう。
興味があるとか、向いているとか、あまり深掘りせずに思い込みで走り出すと、潜在的にやりたくないことがあっても中々受け入れることができません。
私の反省から、
やりたいことを探す時は、まずやりたくないことをできるだけ書き出して下さい。それから次はやりたいことです。やりたいことが見つかったら、その中にやりたくないことの要素が含まれていないかチェックです。
やりたくない要素が見つかったら、それをちゃんと自分で引き受けてから、スタートして下さい。自分探しは焦らない方が結果的には近回りだったりします。
追伸
後のこりない失敗談もみてね
【小さな実践】
やりたくないことを全て書き出し、その対局にあるのが、本当に自分がやりたいことかどうか検証してみる