潜在意識の扉を開く
私は、当初、ゼロから起業を考えている女性を対象にしたブログを書いていましたが、少しずつ書いている内容が変わってきました。理由は、本当にやりたいことが変わってきたからです。
色んなことを知り、色んな人と出会い、色んな経験をしていると、ぼんやり観えていたものが明確になってきます。中でも、他者と会話している際、意外なことを考えている自分を発見することがあります。
オートクライン
コーチング時に「オートクライン」という現象が起こることがあります。医学用語で「自己分泌」というそうですが、オートクラインが起こると
・自分の言葉の説得性
・新たな気付きや考えがまとまる
・行動につながりやすい
オートクラインは、他者に向けて話している時や、ノートやブログを書いている時に突然、気付きが起こって、フラフラしていた自分軸や強みが明確になったりします。
強みや自分軸を考える時に、
・得意なこと
・時間を忘れるくらい好きで情熱が湧くこと
・経験したこと
・取得した資格
・劣等感
このようなことをノートに書き出す一方で、あなたが「やりたくないこと」制限を設けずにどんどん書き出してゆきます。
私の場合、絶対にやりたくないことは「下請け仕事」です。建築士事務所を開設しても設計で食べていけない時がありました。そんな時、不動産屋さんや工務店の図面を下請けで描かせてもらってました。
やりたくない仕事をした時に本当にやりたいことが観えてきます。講座が終わった時に参加者の方から聞かれるのが「何をやりたいか分からない」「自分軸がないので何をしても続かない」 そんな時、その参加者の方に、これまで情熱をかけれたことやワクワクしたことを聴きます。
オートクラインを起こす質問と呼び水ヒントを下記に書いておきます。
情熱をかけれるもの
・ボランティアでもやりたいことは?
・時間を忘れて無我夢中でできたことは?
・リラックスできたり心地よいことは?
・やりがいがあって充実感を感じることは?
・あなたが経験したことは?
・時間やお金をかけたことは?
・実際にお金を稼いだことは?
・会社で実績や成果を上げたことは?
・取得した資格や表彰経験は?
強み・才能
・あなたが人から褒められたり頼まれたりしたことは?
・頼まれごとや誘われたことは?
・感動されたり癒やしたりしたことは?
・自分は普通にできるのに人ができないことは?
劣等感・コンプレックス
・人に話したくないことは?
・過去に悔しかったことは?
・不安に思ったことは?
・嫉妬心が芽生えたことは?
・拒絶や二度とやりたくないと思ったことは?
制限や規制がなかったとしたら何をしたい?
・余命を宣告されたら何をしたい?
・子供の頃に戻れたとしたら何をしたい?
・1億円あったら何をしたい?
これらの質問は、私がコーチングしている際に、相手にオートクラインが起こった質問をまとめてみました。参考にできるもがあったら使ってみて下さいね。
【小さな実践】
上記の質問と回答を、ノートに書いてアウトプットしてみる