住まいも8対2の法則
私が重度の心筋梗塞で
倒れてもう4年が経ちます。
これまで生業だった
建築士事務所もステンドグラスも
やっていけなくなり、
一時、絶望感に苛まれてました。
その頃、私にできることとして
生活習慣の改善コーチを生業としようと
生活習慣の勉強をしました。
日本人に多い、
脳卒中・心臓病・脂質異常症
肥満・高血圧症・糖尿病
これらは生活習慣病と言われ、
日本人の3分の2近くが、
これらが原因で亡くなっているそうです。
私が倒れた心筋梗塞などは、
退院して「完治」ではなく
日常の生活に戻ってからが
本格的な病気との闘いになるので
まず、これまでの生活習慣を
根本から改善することが大前提です。
生活習慣は、
食事や水分の取り方
睡眠や飲酒・喫煙の有無
日時の運動の有無
これらの生活習慣が、
生活習慣病に関係しています。
とは言うものの、
何年も無意識にやってきた生活習慣を
ひとりで改善するのは容易ではありません。
単身者や仕事の都合で
家族の協力を得られない人たちが、
生活習慣を改善するには、
信頼関係を築いた専門的コーチが
サポートするしかありません。
コーチは医師ではないので
病気にかかれば、医師に頼るしかないですが、
病気の予防することは可能です。
生活習慣は、なかなか手強いですが、
1つずつ、悪習慣を断ち、良習慣を
積み重ねることによって大きく改善できます。
多くの人たちが、
改善したいが、
具体的に何をすればよいか解らない。
改善してみたが、継続できない。
というような問題を抱えています。
何とか生活習慣改善コーチとして
役に立てたらと思っていました。
ところが、
働き盛りの男性は、たいてい、
自分だけは大丈夫と思っているので
他人に生活習慣を変えてもらうなんて
考えていません。以前の私がそうだったように。
女性は自分の生活習慣の乱れを
男性のコーチに依頼しにくいのです。
こうして、私は、
生活習慣改善コーチを
生業とすることができず、
これが第2次絶望期です
色々ありましたが、
生活習慣を学んだことが
無駄ではなくて、今の仕事に行く着く
道しるべになっていました。
今の住環境習慣コンデショニングは
建築の専門性と生活習慣の専門性に加えて
家族力を高めるスキルを掛け合わせたものです。
こうして考えると
人はまったく違う人生を歩むより
自分の得意分野を視点を変えてみることで
新しいビジネスが生まれることが
分かりますよね。
【小さな実践】
あなたの仕事をお客様視点で
シンプルに削ぎ落とし、あなたが得意として
残るものは何かを書き出してみる