ゼロから起業する女性

小橋広市

小橋広市

テーマ:コラム理念・ご挨拶

企業の中では人間関係も仕事もうまくやってきた。
会社を辞めてブラングがあっても、私の経験や資格があれば、企業の後ろ盾がなくても何とかなると思っていた。退職後にも多くの講座を受講し、さらに資格を取得して独立しようとしたが「リスクを負いたくない」という逃げの気持ちから行動できない。はじめの一歩がどうしても出ない…


・ゼロから起業するのが不安

・何から始めて良いのかわからない

・資格を取れば何とかなると思っていた

・起業しても先が見えない恐怖がある

・口下手で人前で話すのが苦手

・資格を取ったけど競争相手が多くて差別化できない

・集客やマーケティングの知識がない

・身体が丈夫じゃないのでネガティブになっている

・子供の手が離れたが社会復帰が不安

・価値を提供できるものがない

・自分の価値観や強みが見いだせない

・今までの経験や能力が活かせないと思い込んでいる


私は、建築というカテゴリーの強みがあったにも関わらず「大病したからもう建築の仕事はできない」という思い込みを持っていました。そのため、建築に携われないという何とももったいない無意味な概念を持ってしまい、前にも後ろにも動けない状態に陥ったのです。

身動きの取れない状態の時には観えなかったことですが、「強み」の対局にある「弱み」の中に強みが隠れていることが多いのです。ブロックが外れると不思議なもので、私と似た状態で苦しんでいる人に気付くようになりました。

友人で「お金」を頂くことに罪悪感をもっていた女性がいます。彼女は前職を退職し、新しい資格を取って講師業をしていました。新ジャンルに挑戦した彼女は「こんな私がお金を頂いていいのだろうか」と悩み、行動が消極的になっていたのです。彼女とセッションを行い、他にはない大きな強みを持っていることがわかりました。普通ではない大変だろうと思われる状態での子育てをポジティブに捉えてやってきたのですが、その経験は同じ状況の人たちへ大いに役に立つものでした。彼女自身が気づいていなかった強みをコンテンツにし、今、彼女はビジネスを発展させています。

彼女の報告は私にとっては大きな喜びでした。
優秀な彼女が彼女の強みを生かし、多くの人を助けることができる。
多くの人の喜びを得ることができるのです。

女性は、あらゆる社会において、今や重要な役割を担っています。子育てから離れて自立したいと思っている女性も増えていると思います。しかし現実は子育てで家庭に入ると、せっかく素晴らしい経験や能力があっても「はじめの一歩」が出なかったり、先のリスクを考えて行動できないでいます。そんな女性が再び社会で活躍の場を手に入れたとしたら、今や低迷している日本経済のパワーアップになり、しかも、きめ細やかでバランスがとれた輝く社会になると思いませんか。微力ですが私の経験を基に、ひとりでも多くそのような女性を勇気づけできればと思っています。

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小橋広市
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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

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