足底腱膜炎になる方が増えているようです
ヤフー知恵袋で専門家の立場から足の痛みや症状に対するアドバイスを差し上げているのですが、近年、特に増えていると感じている足の障害に「足底腱膜炎」があります。
足底腱膜炎は、土踏まずのアーチを構成している足底腱膜の組織が、主に運動不足や加齢が原因で柔軟性を失った状態になり、その状態でいつもより立ったり歩いたりする時間や距離が多くなった際に、足に掛かる荷重の負荷が硬くなった足底腱膜の組織を引き伸ばす力となり、腱膜の組織に細かな裂傷ができて炎症を起こし、踵から土踏まずにかけての痛みを生じるという障害です。
足底腱膜炎は基本的には足底腱膜の組織が自然治癒するまで、安静が必要とされています。
ヤフー知恵袋での質問内容を拝見して思うのは、デスクワークから外回りや立ち仕事に変わられた方やパートやアルバイトで品出しや立ち仕事を始められた方に足底腱膜炎と疑われる足の痛みが多くみられるという事です。
人の足のメカニズムとして、踵に荷重が掛かると、踵の骨が少し後方に沈み込みながら足が土踏まずの側に倒れ込むような動きをして足底腱膜に負荷が掛かるようになっているのですが、腱膜が炎症している時には、そのメカニズムを抑え込む事が、足底腱膜への過度な負担を緩和させることになり、痛みを軽減することに繋がります。
ですから、健康靴に組み込まれているフットベッドインソールが足をサポートして、足底腱膜への荷重の負担を緩和し、足裏の痛みを軽減することに役立つのです。
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