足底筋(腱)膜炎 その1

小黒健二

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テーマ:足底腱膜炎

足裏の土踏まず~カカトの手前にかけての部位が炎症を起こしてズキズキと痛み出すのが足底筋(腱)膜炎の典型的な症状です。

初期状態では、なるべく安静にして足に負荷を掛けなけないように注意していれば、自然と炎症が治まり痛みが無くなる場合もありますが、繰り返し痛みが起きたり、激しい痛みが伴うようになると立つのも苦痛になるので大変厄介な障害です。

原因は様々ありますが、足裏の土踏まずのアーチを支え構成している筋(腱)膜の組織が弾力性を失い、骨格を維持する筋力が低下したにもかかわらず、急な運動や増え続けた体重、長時間の立ち仕事や荷物の運搬等による過度な負担が掛かり続けた結果、組織が炎症を起こすというのが基本的な発症のメカニズムです。

さらに、足の状態が扁平足やハイアーチによるもの、強い足首の回内や加齢による組織の劣化がきっかけになったりもします。

つづく

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
Twitter https://twitter.com/RobinFootOguro

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有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

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