2万歩ほど歩きました
NHKで放送されていた「ダウンシフト生活」の密着取材番組を偶然に見てしまいました。
「ダウンシフト生活」とは、「減速生活」という意味だそうで、過度な出世競争や長時間労働、過度に物やシステムに頼る生活環境を排して、ゆとりのあるストレスの少ない生活環境に切り替えるという事なのだそうです。
「スローライフ」と同じような生活志向かな?とも思いましたが、どうやら物資的経済的上昇志向一辺倒の価値観(グローバリズム?)に対峙するものとして、自分の時間(趣味・生きがい)や家族や仲間との時間(交流・コミュニティ)を軸にした精神的充足志向とでも言うような価値観のようでした。
「まあ、なんとか普通に暮らせればいいんです・・・。」という範囲の収入で、充分にダウンシフト生活を満喫されている方々を取材した番組でした。
今の日本は、かつての急激な経済成長の結果、「物質的成熟社会」になっています。
しかし、未だに昔の成長体験に基づいた「勝ち組」、「負け組」的競争志向や衰えない物質的、経済的欲求に基づいた成長競争の価値観から抜け出せていないようです。
未来永劫に経済や市場の拡大、物や金銭的欲求の拡大が続くのでしょうか?
やがて地球の市場が全て満たされてしまったら、地球が物や資本で溢れ返ったら、地球全体が成熟社会になってしまったら、宇宙へ新たな市場開拓と経済成長の場を求めるのでしょうか?
そこに市場(生活者)は見いだせるのでしょうか?
「ダウンシフト生活」も「スローライフ」も共通するのは自立志向の生活環境の確立だと思います。
経済的、精神的、身体的自立が共生と響きあってこそ、充実した満足度の高い人生が送れるということではないでしょうか?
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