安全靴で外反母趾や内反小指になる?
2003年に当相談室で靴を作られたご婦人から久々にご連絡がありました。
「またそちらで靴を作って欲しいのですが・・・。」との事。
ご予約通りにご来店頂きましたが、安定感の無い歩容が気になりました。
「実はこの靴、他所で作ってもらったんですが、痛くて履いていられないんです。以前、お宅で作ってもらった靴の方が良かったのに、ついつい他所で作って貰っちゃったんです・・・。」とご婦人。
「そうでしたか・・・。」と私。
他所で作ったという靴はドイツ製のアンクルブーツの靴底にヒールアップの加工がされたものでした。
また、インソールはちょっと不思議な加工がされています。私の目から見ると補正ポイントが合っていません。
「これはつま先のタコにもろに当たってしまって痛くなりそうですね。どうしてこんな加工をしたんだろう?」と訝しくなります。
とりあえず、他所で作られたインソールを適正な補正ポイントになるよう手直しをしてみました。
「わあ、痛くなくなった。」とご婦人。
「それはそうでしょうね。ポイントが合っていませんでしたから。」と私。
そんなこんなのやり取りの末、新しい健康靴を作ることになりました。
下の写真の左が他所で作られた靴、右が当相談室で作った靴を履いた後姿です。
足首周りの安定感の差がお分かり頂けるでしょうか?。
新しく出来上がった健康靴に履き替えて、ご婦人はお帰りになりました。
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