足と靴の川柳
自身で移動する能力が衰えて、要介護になる恐れが高くなるという身体能力の低下が問題になっています。
日本整形外科学会では、高齢者に多くみられる体を動かすための運動器の機能低下をロコモティブシンドローム(運動器症候群)と提唱しています。
人が歩く場合には、目の視覚情報や耳の聴覚情報などの外界の情報が脳に伝えられ、その情報により状況を判断した脳が神経を通して指令を手足に伝え、筋肉や体の各関節を動かします。
この一連の運動器の協調と連動があって、私たちはスムースに歩行移動しているのです。
高齢者においては、要支援や要介護に至る前の運動器の健康をいかに長く保つかが、生活の質の向上や生きがいのある生活を維持できるかの重要なカギとなります。
従って、普段から自分の出来る事は自分でやるという自立した生活を楽しむための工夫や知恵や意欲を持って暮らす仕組みが求められています。そのためのコミュニティ造りが喫緊の課題だと思われます。
そうした意味でも自立した歩行を支え、サポートする道具として、健康靴が果たす役割は大変重要だと思われますが、一般的には、未だ未だ足の健康と靴に関する認知度が低いようです。
運動器の低下をサポートし、歩行に安心感と安定感をもたらし、快適に歩くことによって運動器の機能低下を防ぎ、さらには向上させる役目をも担う健康靴。その素晴らしい役割をもっともっと多くの人に知っていただけるように頑張りたいと思います。
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