膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴
怪我による骨髄炎で左足が28mmほど長くなってしまったという三宅島在住の79歳の男性。
横浜に住む娘さん宅に遊びに来た機会に、当相談室にご来店されました。
履いていた靴はスリップオンの靴底の柔らかいビジネスタイプの軽量靴でした。
ご自分で右足にインソールを入れ、脚長の差を調整しておられました。
長い方の左足はX脚で、尚且つ膝を折り曲げて立つことで、短い方の右足に合わせていました。
腰痛が酷いと訴えておられます。
今でも立ち仕事をしているそうで、例の三宅島の災害により、東京での避難生活で体を動かす事が少なくなってから調子が悪くなったそうです。
左右とも足首の関節の可動域が悪いようです。
早速、テストシューズを仕立てて履いて歩いて頂きました。
上の写真の左が健康靴のテストシューズを履いて歩いた姿で、右がご自身の履いてきた靴で歩いた姿です。
例によって、動画を静止画にしたものですので、ちょっと比較が難しいかもしれませんが、右の写真では体幹のブレがあるのがお分かりでしょうか?
ご本人にも比較して頂きましたが、納得しておられました。
こうして、三宅島在住のお父様に健康靴をお作りする事になりました。
後日、お母様もお連れ頂くとの事で、大変に親孝行の娘様でした。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/