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小黒健二

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二(おぐろけんじ)

有限会社ロビンフット

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コラム

タコが酷くなった原因は・・・?

足と靴

2012年6月3日 / 2014年7月17日更新

左右の足裏の2番目の指の付け根を中心にタコが出来ている御婦人がご来店されました。
案の定、靴底もアッパーも柔らかい靴を履いていらっしゃいます。
そして、その靴の中には市販のクッションインソールが入れてありました。
「ずっとスピール膏を使って皮膚をふやかしては取るのを繰り返していたら、タコがますます大きくなってきたので皮膚科に行ってみたんです。
そうしたら皮膚科の先生が、ウオノメ、タコは機械的な刺激が原因で出来るから、同じ靴、同じ歩き方を続ける限り治りませんよって言うんです・・・。
それに、スピール膏を使い続けると、柔らかくなった皮膚から雑菌が入りやすくなって化膿することもあるから注意しなさいって言われたんです。
それで、ある人からお宅の話を聞いたので、思い切って靴を作ってもらおうと決心して来たんですよ・・・。」と一気にお話下さった御婦人。
「そうでしたか・・・。」と私。

「足のカウンセリング」の結果、足の横アーチの低下による開張足が原因で、足裏の指の付け根に体重が圧し掛かり、靴の中底に押し付けられた皮膚が繰り返し擦られて角質化し、タコを形成したようです。

さらに、この御婦人は早足で、やや前のめりにペタペタと歩く癖が強いようです。
「歩き方も意識して変える努力をしてみて下さい。膝を伸ばしてつま先を上げ、自然に踵から接地する正しい歩き方を身に付けないと、前足部に荷重の負担が掛かり続けてしまいす・・・。」と私。
早速、「足のカウンセリング」の結果に基づき、簡単なテストシューズを仕立てて履いて歩いてもらいました。
「わあ、痛くない! 普通に歩ける!」と御婦人。
「どうです? 健康靴は靴底が堅牢に出来ているので、フットベッドとの相乗効果で足の骨格をしっかり支えてくれるでしょう?
今まで潰れていた足の横アーチが支えられて、タコの出来ている足の指の付け根が靴の中底に押し付けられることなく、浮いているような感じがするでしょ? 
体重を掛けても擦られないから痛く無くなるし、皮膚が擦られなくなれば、角質化することも無くなり、新陳代謝でタコが自然に消えていくと思います。」と私。
「うわー、嘘みたい。本当に靴って大事なんですね・・・。」と御婦人。
「特に足裏の痛みが強い方ほど、柔らかくてクッションの良い靴やインソールを選択しがちですが、痛みの原因は筋力の低下による骨格の歪みにあるのですから、クッションの柔らかな靴を履いても一時的に痛みが軽減するだけで、原因は放置されたままなんですよ・・・。」と私。
「私、一時的な処置ばかりを繰り返していたのね・・・。」と御婦人。

30分後、出来上がったばかりの健康靴を履いてお帰りになりました。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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