コラム
内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)の痛み
2012年2月5日 公開 / 2014年7月17日更新
足の内側の甲のあたりに痛みを感じると訴える方がおられます。
その部分にちょうど靴の紐が掛かると、痛くて紐を締められない場合や赤く腫れてしまう事もあります。
足首が内側に捩れる(回内)タイプの方やハイアーチの方に比較的多くみられる症状です。
下のイラストの赤丸で示したあたりが痛み、赤く腫れてしまうのです。
イラストの黄色で示した骨を内側楔状骨(ないそくけつじょうこつ)と言います。
また、黄緑色で示した骨を第一中足骨(だいいちちゅうそつこつ)と言います。
この黄色の骨と黄緑色の骨の骨格の歪みが原因で炎症を起こして痛みに至るようです。
多くの場合、イラストの赤丸で示した部分を圧迫しないようにすれば痛みが治まりますが、この部分の痛みは痛風でも起こるようなので、なかなか改善しない場合には病院で検査してもらわなくてはなりません。
4穴から6穴の紐靴の場合、下の写真のように靴の内側の上から2番目の穴に紐を通さずに結ぶと痛くなく紐を締めることができます。
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