安全靴で外反母趾や内反小指になる?
足の親指の付け根が痛い、足の裏が痛い、膝が痛い、腰痛で悩んでいる等々、足腰のトラブルは様々ですが、その原因は生活習慣に潜んでいることが多いのです。
外反母趾だから幅広の靴を選ぶ、足の裏が痛いから、膝が痛いから、腰痛があるからクッション性の良い靴を選ぶ、或いは「歳のせいだから仕方が無い」と言って諦める・・・。
「足と靴の相談室」を訪れる多くの方が口にする経験談です。
それらのお話を耳にする度に、「木を見て森を見ず」的思考が生活の中に定着しているのを感じます。
足のトラブルを発症する原因の多くは、生活習慣の中に潜んでいるのですから、まず、トラブルの原因を探っていくことが重要なはずです。
靴の履き方や選び方、歩き方、足の健康管理に対する意識や知識が問われるのです。
「足のカウンセリング」は現状の足の分析を通して、足のトラブルに至った原因を探り、靴による足のサポートと生活習慣の改善を促し、足の健康を自己管理出来るようになる事こそが目標なのです。
森の枯れた木を引き抜き、新しい木に植え替えただけでは問題の解決にはなりません。
木が育つ環境や条件を整備する事、環境破壊に対する森全体、地域全体を俯瞰した上での有効な対策を講じなければなりません。
足と靴との関係も、体の機能や生活習慣との関連性を見直す中で、根本的な改善策として足をサポートする靴を提案し、生活習慣の改善を実行していただくことが重要です。
「木を見て森を見ず」的対処を繰り返しても、結局は時間と経費の無駄に陥ることが多いのです。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/