足の痛みと履きたいデザインの狭間に揺れる女性の気持ち・・・
左足を捻挫したという男性の「足のカウンセリング」を承りました。
左足の親指の付け根が腫れています。外反母趾にもなっています。
足を調べると左足のカカトの骨が体の外側に捩れています。足首はその影響で体の内側に倒れ込んでいます。
つまり、左足は体の内側に捩れて土踏まずと親指の付け根に負担をかけているのです。
履いている靴は靴底の柔らかいウォーキングタイプです。靴紐は緩めています。
歩いている後ろ姿を観察すると、左足首が内側に倒れ込んで靴が捩れています。
左足の親指の関節は動きが悪くなって、強剛母指になりかかっているようでした。
さらに悪い事に強い骨盤の歪みもありました。
以上のような足のカウンセリングの結果に基づき、健康靴に簡単なサポートを入れて、テストシューズを仕立てました。
「最初はちょっと違和感があると思いますが、いかがですか?」と尋ねる私。
無言で歩く男性。
「左足の親指の付け根の負担はどうですか? 左足の足首の安定感はいかがですか?」と重ねて尋ねる私。
「ああ、痛くなく歩けるね・・・。庇わなくても大丈夫だ・・・。背筋が楽になったような気がするなあ・・・。」と男性。
「足を安定させると楽に歩けるでしょ?」と私。
「確かに違うねえ・・・。こんなに違うとは思わなかった・・・。」と男性。
この方はとりあえず「足のカウンセリング」を受けに来られただけでしたので、後日、健康靴を作りに来られるというお約束をしてお帰りになられました。
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/