リウマチと靴

リウマチの患者さんはリウマチによる足の変形に悩み、痛みに耐えかね、何とか履ける靴を探して靴屋さんを巡り巡っておられるようです。
本日、足のカウンセリングを承った御婦人も、10年以上に及ぶ靴屋遍歴をご経験されているようでした。
最後に靴を購入されたのは、某有名百貨店の靴売り場だったそうですが、結局痛くて購入した靴を履いていないのだそうです・・・。

当相談室のことは数年前からご存知だったようですが、何をどうされるのか分からない不安の方が大きくて、なかなか来る決心がつかなかったそうです。
靴を買いに行く、選びに行くのは簡単にできても、リウマチによる足の変形の度合いや痛みの起こる部位、筋力の程度をしっかり調べて対処することは叶わない現実があります。
それどころか、足をサポートするための履物という認識が極めて希薄な現実があります。

靴が足を支え、足や体の痛みを緩和する道具であると認識していただくためには、実際に体験していただくのが一番効果的です。
当相談室でも、ほとんどの方がテストシューズを履いて歩いてその効用を実感していただいて初めて、足をサポートすることの重要性に気づかれます。

リウマチという病気が関節の変形を起こし、痛みや動作の制限に苦しむ日々。
そんな患者さんの歩行を改善するための道具として履物を提供するのが私達の仕事です。
私達の提供する健康靴は、そして私達の技術は、歩行をサポートし、運動を促し、自らの健康管理によって足の健康を改善するという大きな目標のために存在するのです。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田　http://www.robinfoot.co.jp/