リウマチによる足の障害

小黒健二

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テーマ:足と靴

突然、ご予約無しでご来店頂いた御婦人。
杖をつきながら入っていらっしゃいました。
ひと目見て、左足首の回内(足首が土踏まずの側に倒れこむ現象)が激しいのが分かります。
「いらっしゃいませ・・・。足がご不自由なようですね。」と私。
「そうなの、リウマチで膝も足先も手術を受けたのよ。」と御婦人。

お話を伺うと、30年前にリウマチを発症して、これまでに病院を含めて2、3箇所で靴を作っているとの事。
今日、お履きの靴も別の靴屋さんで作ってもらったものだそうです。
「お宅で靴を作ったお友達から、ここがいいわよって聞いたものだから・・・。それに前の靴屋さんより自宅に近いから覗きに来たのよ。」と御婦人。
「靴をご希望でしたら、まず足のカウンセリングで足の状態を調べて、その結果に基づいて、靴にサポートを加工してご提供しますが・・・。」と私。
「じゃあ、せっかく来たんだし、足を調べてもらおうかしら・・・」と御婦人。

膝関節を人工関節に置換する手術とハンマートウになってしまった足指の関節を真っ直ぐに伸ばす手術を受けておられるこの御婦人は、強い骨盤の歪みがありました。
また、左足首の内側への歪みが強く、両足共に扁平足でした。

カウンセリングの結果に基づいて製作したのが、下の写真の靴とインソールです。

出来たばかりの新しい靴に履き替えて、慎重に歩きながらお帰りになりました。

 「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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小黒健二
専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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