安全靴で外反母趾や内反小指になる?
子供の外反母趾の予防にとって重要なのは、靴の選択と靴の履き方、そして運動(外遊び)です。
運動不足による足の筋力の低下は、靴と靴の履き方の影響を受けやすくなります。逆に言えば、運動(外遊び)を活発にするお子様ほど、靴や靴の履き方の影響を受けにくいとも言えます。
足に良い靴を選び、正しい靴の履き方を身に付け、活発に運動(外遊び)をしていれば、自然と健康な足に成長するはずなのです。
正しい靴の履き方については、以前のコラムで解説していますので、どうぞそちらをご参照下さい。
それでは、足に良い靴(子供も大人も同じ基準です)を選択する場合に留意する点についてご紹介いたします。
①靴紐やマジックベルトで足を安定させることができるタイプを選ぶ。
②靴を履いて立った時につま先に余裕寸(目安は子供は5mm~1cm、大人は1cm~1.5cm位)があるサイズを選ぶ。
③靴のつま先(幅ではありません)が広く足指を圧迫しないデザインのものを選ぶ。
④靴のカカト部(カウンター)が硬く、できれば土踏まずまでカバーしているものを選ぶ。
⑤足指の付け根から後足部が雑巾絞りしにくく安定性のある靴底のものを選ぶ。
以上です。
-足に負担をかける靴-
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/