お墓をつくろう 外柵の必要性

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お墓を作ろう

お墓と外柵
この墓地の幅は1600mm

墓石の一番下の段、いわゆる芝台の幅は900mm

残り700mmの半分が墓石横の幅

つまり350mm

ここに平均的な柵を建てると、外柵の幅は120mm

そう230mm程度の隙間しかないことになる。

すでに両隣の墓地の外柵があるとき、あえてつけない選択もありであると思う。

掃除をする際に大人の足のサイズでは結構窮屈なこと、さらに囲わないことで掃除もしやすいこと。

石材の使用量が減り価格にもやさしい。

逆に写真のように土台部分は違う石を選択しなくても予算ですべて同じ石で作れる可能性もある。

デメリットはあえて言うなら、のちのち外柵がほしくなったとき、同じ石がある可能性ははっきりとは言えない。

たとえ1か月おくれでも突然なくなる石もある。

また希少価値がつくなど後で求める方が価格はほぼ必然的にたかくなる。

予算・イメージ・のちのちのことなどを考えデザインの最終決定をしてみてください。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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