「ただただ我慢する」ということ
ハラスメントを防止するために出来ること
毎年、お声かけいただき担当している高松市役所職員様向けハラスメント防止研修。
今年度も2回、担当させて頂きました。
ハラスメント防止研修の際、最初に「ハラスメントとはなにか?」をお伝えした上で、「パワハラ・マタハラ・セクハラ」に関する法令の概要と具体的な事案などをお伝えします。
上記のとおり、ハラスメントの理解を深めていただいた上で、
ハラスメント防止に役立つ感情コントロールの技術として「アンガーマネジメント」や「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」を、複数のグループワークを取り入れてお伝えしています。
よく、管理職の方から「パワハラが怖くて怒れない・・・」と相談をいただきますが、怒ることが悪いことではないことを「怒りとは?」からお伝えした上で、「正しく怒る」ための技術をお伝えします。
市役所の研修は、毎回、3時間を超える内容ですが、皆様、グループワークにも積極的にご参加くださり、私もとても楽しく担当させていただいています。
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今月・来月も、企業や団体で同じくハラスメント防止研修を担当させていただきます。
ハラスメント行為は、もし加害者に悪意がなかったとしても、その行為を無くさなければならないと思っています。
嫌がらせ、いじめ、人権侵害に関与する恐れがあり、また、組織にとってのリスクとして、従業員のメンタル不調、モチベーション低下、最悪なケースでは退職や裁判沙汰につながる恐れもあります。
ハラスメントのない職場づくりのお手伝いを、微力ではありますがこれからも頑張りたいと思っています。