NPO法人わははネット様の新刊「おやこDEわはは88号」アンガーマネジメント特集掲載
「怒る目的」は、本来、ただただリクエスト
今月も、8回ほどアンガーマネジメントをお伝えする機会をいただいていますが、毎回、重要なのは「なんのために怒るのか?」という目的を明確にすることをお勧めしています。
そもそも怒る目的は、
自分の腹の虫をおさめるためや、やり返したいといったものではなく、
次も同じ目に遭いたくない。 だから次から改善してほしい!
という、ただただ「リクエスト」ではないでしょうか。
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イライラしたり怒っているときは、
理性的ではなく情動的になっている可能性が高く、いわゆる「動物的」になっている状態かもしれません。
頭で思い浮かべるのは、猫が毛を逆立て牙をむき出しにして相手を威嚇して鳴く姿です。
親バカ投稿になりますが、最近、我が家の家族になった猫のモチゴマ。
私たちが撫でた時、それが嫌だと思う時は、爪を立てたり牙をむくのではなく、
一旦、私たちの手を握り、そして「舐めて」知らせます。
恐ろしく早いスピードで。
必死に舐めて(笑)。
「今は止めてね」を伝えてくれます^^
怒るという表現以外の伝え方で自分の怒る目的を達成することができるということを、モチゴマは知っているのかもしれません。