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主催者の想いが詰まった「はたらくしろくま」のワークショップ
先月末、「はたらくこと」をテーマにつながる
わいわいと軽やかでしなやかなコミュニティ『はたらくしろくま』の
ワークショップが開催されました。
今回は、『日々の世界のつくりかた』というカードをつかったワークショップでした。
花王株式会社と慶應義塾大学 SFC研究所の共同プロジェクトによって制作された本カード。
「子育ても仕事も大切にしたい」という思いをもって両立をしている方々の日々の工夫を、インタビューから抽出、集約、言語化して、34 個のことばにまとめたものです。
カードの中から特に自分のなかでピンときたものを選び、
『なぜそのカード選んだのか』
『そのカードから何を思うのか』
などについて、各グループごとにわいわいおしゃべりを通して、
自分自身の本音を語りあい、それぞれの思いを共有しあいました。
当日、私はファシリテーションのお手伝いをさせていただき、
弊所のスタッフ、鹿児島は参加者として参加しました。
各グループとも、参加者全員が積極的に意見交換をされていました。
特に取り上げられたテーマのなかで多かったのは「人に頼る」。
兼ねてから私も感じているのは、「頼ること」を技術として
伝えられないか、ということ。
参加者のなかには以前ママ友に授乳を頼んだ方もおられたほど。
(いまは衛生面的なことがあり、されてはないそうです・・!)
ときに猫の手も借りたいほどの忙しさに追われる子育て。そして、仕事との両立。
状況が似ている人と、困ったときに情報共有しあい助け合える関係は
とてもステキなことだと思います。
今回、2時間という短い時間ではありましたが、
弊所の鹿児島も、みなさんとの会話を通して、
自分の本当の気持ちや心の奥の声に気付かされ、
そこからどうすればより自分らしく人生を歩むことができるのか
そんなことを改めて思いを巡らす良い機会となったようです。
主催者の青木久美子さんの想いのこもったワークショップ。
参加者全員が、ワイワイと楽しく本音で語り合える、
笑あり涙ありの実りある素晴らしいワークショップでした。