SNSとの付き合い方
~アンガーマネジメント(香川県・徳島県)活動の振り返り~
今年も残りわずかとなり、今年一年のアンガーマネジメントに関する活動を振り返りました。
本当に沢山の方に、ご縁を繋いでいただいたなーと、感謝の気持ちで一杯です。
受講いただいた人数は1400名越え!
昨年は約800名だったので、大幅なアップ。
登壇回数は、月に10回前後で、大きく変わりませんが、
各研修や講座の参加人数が増えたこと、
あわせて行政機関や教育機関での登壇が増えたことが影響しているのでは?
と感じています。
毎回、研修や講座では、リラックスして受講いただけるように取り組んでいます。
なので、「とても面白かった」という感想も多く寄せられました。
また、多くの方が初めてアンガーマネジメントを知るという方でしたが、、
「今、聴けて良かった」
「怒りの感情をわかっているようで分かっていないことに気づけた」
そんな感想もよく戴きます。
子育て向けの研修等では、子育て奮闘中の私自身の経験も例にしながら、身近な例を出してお伝えします。
「事例を沢山話しくれて、非常に分かりやすかった」
「子育て中の今、アンガーマネジメントを知って良かった」
等の感想をいただくことも。ウインク
最近は、育児と介護のダブルケアをされている方も増え、
「介護」に直面されている方に向けた登壇も増えました。
そこでいただく質問や相談から、
介護に直面する中で起きる「怒りの感情」についての悩みは、
深刻なものも多いと感じます。
「親に優しくしたいのに、出来ない自分が辛い」
そんな相談をいただくことも多くなり、
温度計をつけることや、「べき」の棚卸等をアドバイスします。
怒りの感情と上手に付き合うにあたり、「柔軟性」は欠かせません。
すべてに都度、全力で怒ると、心も身体はもちません。
もちろん、物事の全てが「正しい」か「正しくない」や、「良い」か「悪い」かでもありません。
そして、自分の「べき」が、他人の「べき」と必ずしも同じではないことにも気付きます。
「自分の常識は、他人の非常識」と言われることもありますが、
いわゆる「常識(=こうあるべき)」は、それぞれの環境や立場、価値観等により異なります。
それは、たとえば親子という関係であっても異なるのです。
怒りの感情を上手にコントロールするために、
私達はもう少し、いわゆる「柔軟性」を身に付ける必要がある、
そんな風に私は思っています。
「怒り」は、私達に問題が起きていると知らせる、正確な信号のようなもの。
なので、その怒った際の行動は、「慎重に選ぶこと」が大切です。
怒ることが可能だからといって、自動的に怒る必要はないのです。
目標とすべきは、
「ただ怒りを表すことではなく、その問題を解決することにある」。
●
「今後、生きていく上で、とても参考になった」
先日の講演でも、そんな風に感想をいただきました。
アンガーマネジメントを知ることで、生きやすくなる。
そう思っています。
そして、受講された方が同じように感じてくださり、
「これは自社の研修でも取り入れたい」
「●●の講演で登壇いただきたい」など
今年も、沢山の方が機会を設けて下さったり、繋いでくださいました。
私は社労士ですが、
ハラスメント防止や育児・介護と仕事の両立支援において、
また、女性活躍や再就職支援において、等で
アンガーマネジメントのエッセンスを取り入れています。
イライラや怒りの感情を自分でコントロールできるかどうかは、
働き方改革やハラスメントの防止にも大きな影響を与えるからです。
来年も、多くの方にお伝えできますように!