思ったほど再利用されていません
安倍元総理に対する「国葬」について、色々と議論がなされているが・・・
「国葬」について、今一度調べてみると・・・
「国葬」という国家的儀式は、明治医師から始まったもので、今までに28人が
対象となっている。
戦後では、3名が対象となっており、昭和26年の貞明皇后(大正天皇の皇后、昭和天皇の母)
昭和42年の吉田茂、平成元年の昭和天皇 である。
意外にも、最初の国葬は「大久保利通」、2番目は「岩倉具視」、3番目は「島津久光」と
なっており、天皇、皇族、宮家がほとんどで、後はいわゆる維新の立役者であった薩摩、
長州の出身者で占めている。
薩長出身以外では、山本五十六(新潟県出身)と、吉田茂(東京都)の二人だけである。
その他に、戦前の元韓国皇帝が二人いる。
これから見ると、今の「国葬」は明治維新の置き土産ように筆者は思えた。
ノーベル賞を受賞しても、「国葬」の対象とならないようである。
摩訶不思議な国家的儀式のように見えるのは、筆者だけであろうか ?
そういえば、安倍元総理は、長州(山口県)の出身だ。