「ケンケンパ」で再生するレトロな商店街
羽咋市東部に位置する神子原地区。
標高150mから400mの傾斜地に点在する農村集落。
地名は、古来より住民が神事を大切に守り、伝承してきたことに由来すると
言われ「巫女原」とも称されていた。
限界集落であったが、ローマ法王に献上した「神子原米」で一躍有名となり
いまでは、入手困難なお米として知られるようになった。
昼夜の寒暖差が大きく、豊富な雪解け水の清流と、美しい棚田によって化学肥料を
使わず、無理に生産しない栽培がその理由らしい。
そのため、平野に比べ65%の生収穫量。
しかし、そこには忘れかけていた日本の原風景があった。