コラム
仏さまも、特許登録の時代 ?
2019年1月21日 公開 / 2021年3月2日更新
片山津温泉の高台に、ユニークな寺院があった。
その寺院は、お薬師 愛染寺という。
何がユニークか?というと、このお寺の絵馬は日本で唯一のはめ込み式絵馬と
なっており、すでに特許庁に実用新案登録もされている。
お寺の説明によると・・・
1.赤いハートの裏(白木の面)に、願い事を1つだけ書く。
2.ハート形の方がうまく収まり、一対となる絵馬本体を沢山の中から探し当てる。
3.赤いハートの面を上に、一心に想いを込めながらはめ込む。
4.はめ込んだ絵馬を所定の場所で奉納する。
というもの。
なかなかのアイディアであり、インスタ映えもいい。
若いカップルが、途絶えるとなく訪れる理由も判る。
このお薬師 愛染寺は、もともと兼六園近くに建立されていたが
柴山潟の埋め立て工事が難工事の数完成し、いまの片山津温泉が生まれ
この温泉地を守る意味から、今から約120年前この地に移築されたとか。
寺院(仏さま)も生き残る? ために、色々とアイディアを生み出し
そして特許登録で、自ら守る時代になったようだ。
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