ひたすら列に続いて待つ
前回の「瀬戸内寂聴さんの凄さ」に続き
今回は「女優 浅野温子さんの凄さ」について。
先日、県立能楽堂で開催された「能楽堂スペシャル朗読会」に行ってきた。
定員400名に対し、高倍率の申し込みが殺到したとか。
語り人は女優の浅野温子さん。
朗読の作品は「羽衣物ものがたり~三保の松原に舞い降りた天女~」
筆者の世代からは、浅野温子さんはトレンディードラマ女優というイメージが強く
浅野ゆう子さんとの「W浅野」の印象が強い。
しかし、意外にも? 浅野温子さんは15年前より「古事記」を題材にした
「日本神話への誘い」をスタートし、女優業と並行して全国各地の神社等を
廻りながら、一人語りの舞台を企画と開催をしている。
語り人としては、第一人者のひとりであった。
1時間以上休みなく、所狭しと能舞台上を動き回り、一人で何役をもこなし
「朗読会」という、言うより「一人芝居」という世界観。
400名の観客を浅野温子ワールドへと誘った、その表現力の豊かさは圧巻。
女優、語り人以外にも、國學院大學の教授も務めているとか。
今年57歳となった浅野温子さんの凄さを、知った日であった。
余談になるが、ご長男の魚住優さんは
NHK総合ニュースでよく見かけるアナウンサーである。
「瀬戸内寂聴さんの凄さ」↓
https://mbp-japan.com/ishikawa/kanazawa-ts/column/5008139/