よりご理解をいただくために
金沢市はごみ有料化により、排出量は減り改善が進んでいるようだ。
しかし
先日、ある新聞に金沢市のごみ有料化以降、指定の袋を使っていない違反ごみが
後を絶たず出し、その対応に苦労している町会長さん(金沢市内西部地区)の記事が
載っていた。
ルール違反のごみ袋を写真に撮って回覧し、注意を呼び掛け続けているが
一向に改善されない。
そこで・・・
この町会が思い至ったのが、町会独自でごみステーションに監視カメラを設置すること。
そして、違反ごみを出す映像をとらえ、市役所に提出したが「証拠にならない」という
期待に反した返答。
金沢市役所の言い分では、「市が設置した監視カメラではないため
個人情報保護の観点から慎重にならざるを得ない」とのこと。
金沢市条例と個人情報保護法という法律に挟まれ、この町会は対応に苦慮している。
公の場での「撮影中」の表示と、撮影の目的外の使用を避けて(できればその趣旨を表示)して
対応するのが、今の法制度下では限界であろうと、筆者は考える。
海外のごみの違反では、街の美化を守るため日本よりはるかに厳しい。
香港では、違反した場合、そのごみに付着したDNAにより本人とそっくりの
指名手配写真を作り出し張り出している。それも非営利団体が運用している。
香港でのごみ違反指名手配?写真の様子
シンガポールでは、初犯は日本円で約1万円の罰金。
再犯は2万円と清楚作業のペナルティが課せられる。
イギリスでは、約1万円~1.5万円の罰金。
筆者が独自に調べたところによると、この町会は「金沢市K校下J町会」のようだ。
どうか、この地域の方は不名誉なことで新聞に載っていることを認識し
模範的町会となるよう、マナー改善に努めていただきたいものだ。
香港のようなことにならないためにも、金沢市民のごみ出しマナー改善は急務である。