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いま全国の郵便局で激売れしている、「壊れないエコな傘」がある。
すでに販売本数は、20万本を超えている。
現在、国内の傘の年間消費数は約1億3,000万本。
そのほとんどにビニール傘が占めている。
ビニール傘は素材毎に分別されることが少なく、そのほとんどが埋め立て処分されており
環境破壊につながると懸念されている。
この傘を製造しているのは、長寿乃里という会社で
本業は完全無添加の石鹸、化粧品の通販会社。
同社は以前より「傘の環境問題」を懸念しており、その解決へと行動に移したものである。
風に耐える傘ではなく、風速15mであえて骨が外に折れる仕組みとなっている。
骨が折れたら、その傘をもう一度閉じて元に戻すだけ。
また開けば元通りになるという仕組みになっている。
あえて「郵便局で傘を売る」という意外性で、エコな傘に関心を持ってもらう狙いもある。
この安全でエコな傘は、50代の女性を中心に売れているらしい。
1本1,080円で郵便局にて販売されているとのこと。
傘は使い捨てという考えは、そう遠くない日に私たちの生活から消えていくのかもしれない。