毎日のように食している野菜のお話 ピーマン編
流通(小売)が求めるサイズや形に合わない野菜は、規格外野菜として
ほとんどが収穫の段階で、農家の方で破棄されている。
しかし、いまこの規格外野菜が、新たな技術によって再生され注目をされている。
まずは、「食べられるクレヨン」
子供の安全のために、規格外野菜でクレヨンが作られている。
幼稚園等で一部利用されているが、今後はこの野菜で出来たクレヨンが主流となるらしい。
すでに、米粉で出来たクレヨンも誕生している。
もう一つは、規格外野菜をペーストに乾燥させシート状にした「野菜のシート」
この野菜のシートに、野菜の味と栄養を詰め込み、野菜の持つ色を活かした新たな
食材である。
長崎県のある企業が、何千回と失敗を繰り返しながらも商品として開発したものである。
商品名は「ベジート」と呼ばれ、大手スーパーやコンビニでも新たな安全な食材として
採用している。 ネットからの購入も出来る。
ちょっとした目の付け所やアイディアが、宝として生まれ変わった。
「規格外野菜」という残念なネーミングも、そう遠くない時期に消えるかもしれない。