退職準備（その日に向かって）

昨日弊社グループの中心である税理士法人の確定申告書を税務署に伝送しました。

お陰様で黒字決算を死守出来ました。
しかも単年度500万円の「役員退職慰労金引当金」を積み増しをしてです。
（引当金繰り入れは損金不算入です）

近い将来後進に事務所を譲るため
その準備を自分でやっています。

後進に私の退職金の負の遺産を背負わせたくないので
来る日のために利益を出しつつ退職金の準備に余念がありません。

世の中には退職すらままならない経営者がいっぱいいます。
その多くが会社の借金
多額過ぎる借金を引き継がせることが出来なくて退職すらできない状態になっています。
何十年も頑張った結果が引き継ぎ手のない会社作りだったなんて悲惨です。

私は退職する日に退職金が欲しいので
その準備を自分でやっています。

あっ！
そうそう！
もしも多額の借金があって後進に会社を引き継ぐことが出来ない方はご相談ください。
借金を引き継がせることなく事業を残していく方法など山ほどあります。
決して違法ではない！
決して倫理違反ではない！
決して自己破産する必要などない！
そんな方法など山ほどあります。

私は自分の事業においては
退職金を貰って後進に譲る
資産管理会社は自分が死ぬまで引き継がないし自分が死んでも引き継ぎ手がいる状態にし続ける
そんな風に考えています。

自分の思いで起こした会社
自分の思いで引き継いだ会社
そんなものを後進に強制や脅しで引き継がせたくはないと思っています。

人間は生まれた瞬間から死に向かって歩んでいます。
会社は興した瞬間から引き継ぐ瞬間のために歩を進めています。
そんな誰もが分かり切っていることに向かって
その日を円満に迎えられる状況を作ることに精を出します。