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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

対応はハーフハーフです!

2015年6月25日 公開 / 2021年3月2日更新

テーマ:経営改善

コラムカテゴリ:ビジネス

「ぶっちゃけ、支援するかどうか迷っているでしょ?」
某企業の社長様が席を離れられた数分間にドラマは始まりました。

金融機関が支援しなければ倒産してしまう・・・。
頭を地面にこすり付ける経営者
その姿を蔑み侮蔑の笑みを浮かべる金融マン
そんなドラマがTBS系で流れていたのは少しばかり遠い過去になりつつあります。
しかし、現実の世界ではまだまだ生々しい折衝をしています。

「私が事業改善計画なんぞ出したら、支店長困るんじゃないですか?
私の事業計画はズバリ私的整理による債権カットです。
REVIC(地域経済活性化支援機構)を使うか
スポンサーを探して第二会社を作るか
そんな決断をした経営改善計画書になります。
それを出されるとお困りになるんじゃないですか?」

二人いた金融マンのうち支店サイドの担当者(実は支店長)は
「支店としても支援手法に悩んでおり、本店へ稟議を上げると
支援、支援しないの言葉が飛び交っているのが事実です。」
そんな回答が来ました。

支援するか支援しないかの判断は損益計算書が中心です。
損益計算書自身に信ぴょう性が無ければ経営分析すらできません。
正しい決算と黒字経営
この二つが重要ですね。

この記事を書いたプロ

山根敏秀

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