鏡像異性体(キラルな分子)~ノーベル化学賞より~

椎結子

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テーマ:The Sence of Wonder

寒露(かんろ)の候となりました。(10/8~)
一日の時間にすると19時頃。夜の準備に入る頃です。

10月7日、今年のノーベル化学賞を東京理科大の硤合憲三(そあいけんそう)名誉教授(76)とパリ南大のアンリ・カガン名誉教授(95)の2人に贈ると発表がありました。
受賞決定の発表直後の19時頃、スウェーデン王立科学アカデミーなどから電話インタビューを受けられたそうです。

翌朝、その科学的な現象についての新聞記事を、興味深く読みました。
受賞理由は、「不斉(ふせい)有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見」。
この言葉だけでは、私にはさっぱり分らないのですが、説明を読んでいる中で
わたしが興味を持ったのは、発見内容の基となる鏡像異性体(キラルな分子)についてでした。
鏡像異性体(キラルな分子)とは、見た目がそっくりでも左右対称で立体的に重ならない分子のことだそうです。

日々見慣れている、ヒトの体の見た目がが左右対称なので、
なんとなく、左右対称が標準の感覚があって、この非対称な分子にとても興味を持ちました。

この非対称な性質が、現在までの生命存続に必要であるとか
この非対称を応用していくことの効用など、可能性が広がったそうです。

なにより、
わたし達の存在するこの自然界が精緻に成り立っていることの美しさ。
環境の変化を乗り越えていくために組み込まれた、
「割り切れないもの」の存在、違いからの可能性に魅了されました。

硤合名誉教授の記者会見動画も見たのですが
パスツールの100年ほどの前の実験にも言及されていて
それは、東から西への太陽の動きを、西から東にしたような実験だったそうです。
これも、興味深い内容だと聞きました。

わたし達の住むこの地球上のものが、三津の光(太陽・月・星)によって育まれている
そんなことも色々思い巡らす時間となりました。

今年のノーベル賞について、
皆さは、なにか惹かれることはありますか?


コラム一覧 :The Sence of Wonder
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=1100
コラム一覧 :こころとからだの養生法
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=164

参照・引用:
読売新聞2026年10月8日朝刊
YouTube FNNプライムオンライン
「【ライブ】ノーベル化学賞の硤合憲三名誉教授が会見」
https://www.youtube.com/live/F5G_s7VEo-0?si=-28kN4-hTgNk46wE
(39:12~42:30)

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