世界を平和にするための暦
天皇ご一家が飼われていた愛犬「由莉(ゆり)」が、今月23日夕方に息を引き取った。という報道がありました。これまでも「ピッピ」「まり」という名前の犬たちを飼われていました。
保護犬だった「由莉」は、16年間ご一家と共に過ごし、“セラピードック”でもあったそうです。
長く一緒に過ごされたご一家の悲しみ、ことに小学校2年生から共に成長された愛子内親王殿下の悲しみは深くいらっしゃるのではないでしょうか。
家族として共に過ごす動物たちは、家族の一員としての役割を担っていることが多いです。
YouTubeなどの動画サイトには、動物たち、特に犬たちが飼い主を大好きな様子が沢山投稿されています。
動物たちには愛しかないのだなと、いつも感じます。
この世界に、からだを得た生きものには、からだの期限がありますので
時間軸のなかで、必ず死の時をむかえます。
聞いたところによると、飼い主にかけられた分の愛情をもって、からだを離れ、
飼い主達の悲しみに、ときに寄り添い、ときに離れ・・・を繰り返し、
その悲しみが和らいでいくまで、去りきってしまわないのだそうです。
深い愛情をかけ、それに応えてくれた命との別れは、
感謝の念とともに、喪失感をもたらします。
思いを共有できる方と語り合ったり、納得できる供養をしたり
時薬(ときぐすり)にゆだねてみたり。
人間より寿命の短い動物たちとのかかわりは、沢山の大切なことを教えてくれるようです。
「『ペットショップにいくまえに』(2013-8-10)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2838818/
「命はおなじ(2012-12-20)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/33207/
「保護犬~基本的信頼感~ (2012-10-09)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/31228/
「近くの人とのコミュニケーション(2012-11-10)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/32130/
「ペットの熱中症(2011-07-20)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/21375/
「最期の別れ ~ペットロス症候群~(2010-06-29)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10769
「ペット(2010-06-27)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10762
『ストローク〈存在認知〉(2010-11-16)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14807/
『喪失感 (2010-06-28)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10764



