“休む”という用事
養生を考える時は、今のことではなく
次の季節のことを考えます。
例えば、今の心身の状態が芳しくない時は
立春(今年は2月4日)の頃からの過ごし方を振り返ります。
春はエネルギーが外に向かって出ていこうとする季節でした。
好きなことをのびのびとやることが
春に関連の深い、『肝』の機能を正常に働かせてくれ
気の流れを、スムーズにします。
ところが、もともと春は環境の変化することの多い時期で
我慢することも多く、そのことで気が滞り、
イライラしたり、何気ない一言が引っかったりして悪循環に陥り易く、
そのことが五月病の原因になることがあります。
まだその影響が、顕著に心身に表れる前に
目・爪・筋に変調が現れます。
視力の低下、爪がよわる、足がつるなどです。
これらは血液との関連もありますので、充分な睡眠をとって
血を滋養することも必要です。
春の過ごし方に不安のある方は
梅雨になって、日照時間が少なくならない今のうちに
外に出て、充分に日光を浴び『陽の気』を補って下さい。
そして、その季節の旬の食べ物から季節の気を頂いて下さい。
『五月病1(2011-05-14)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19728
『五月病2(2011-05-15)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/19779
『五臓六腑(2010-07-19)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11477
『気1(2010-08-01)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11831
『気2(2010-08-02)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11856
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